インタビュー   |   Jun 10, 2021

VectorBuilder in Japan

Wuhan Virus

JETRO(日本貿易振興機構:ジェトロ)がサポートした外資企業の成功事例の一つとし弊社日本法人が選ばれました。JETROオンラインサイトにて、弊社日本法人の代表取締役 亦勝実穂(またかつみほ)理学博士のインタビューが紹介されました。

VectorBuilder Inc.は、北米や欧州で高品質の分子生物学受託サービスを提供する米国のバイオテクノロジー企業です。我々は、日本でも同様のサービスを、研究者が納得できる価格で提供したいと考え、2018年に数社の日本販売代理店と直接契約を行うことで、受託サービスの提供を開始しました。

ベクタービルダーの受託サービスを利用することで、研究者はベクター構築、クローニングやウイルス作製といった研究用試薬作成に割く時間を大幅に節約でき、重要な研究命題の解明に集中することができます。弊社の受託サービスは、高品質でリーズナブルな価格のカスタム製品であるだけでなく、ベクターデザインなどを含む技術的サポートを的確にそして早くユーザーに返答するアドバイザー役も担っています。弊社の研究に対するエフォートは多くの研究者から信頼を得ています。さらなる研究者の利便性の向上をめざして、2019年に JETRO日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受け、 VectorBuilder Inc.の日本法人ベクタービルダー・ジャパンを神奈川県横浜市に設立しました。

弊社が研究者納得価格で高品質の受託サービスが提供できるのは、独自に開発したオンラインベクターデザインポータル、High Throughput技術改革、製造の最適標準化などの、様々な技術改革の成果です。また弊社専属のITチームの能力を駆使した管理ポータルは、日本独自の代理店販売方式やベクタービルダー・ジャパン直販など、日本の商文化に合わせた様々な販売経路にも対応し、ベクターデザインから納品まで一括管理とIT化が行われ、単純労働力の無駄を省いています。

COVID-19のパンデミックが発生してからは、代理店人力によるセールス拡販が不可能になりました。そこで我々はデジタルマーケティングプラットフォームに戦略を移行させました。一方、ラボへのアクセスが制限されても研究を進めたいという研究者のニーズに答えるべく、弊社は製造規模の拡大や新しい受託サービスラインナップの追加、そしてGMPウイルスや核酸の製造施設の新設と、継続的な成長を続けました。ベクタービルダーは、常に最新の信頼できる分子生物学受託サービスをユーザーに提供するために、常に技術改革を行っています。

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サクセスストーリー:ベクタービルダー・ジャパン

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