世界初の霊長類遺伝子治療R＆Dセンター設立に向けた戦略的パートナーシップをVectorBuilderとLandauが締結しました

カスタムベクター構築とその最適化GMP製造で世界的リーダーのVectorBuilder Incと、臨床研究用non-human primate(NHP)モデル動物製造の世界的リーダーのLandau Biotechnology Co.が、この度、世界初の霊長類遺伝子治療R＆Dセンター設立の戦略的パートナーシップを結ぶ契約にサインしました。この世界初の霊長類遺伝子治療R＆Dセンターは、ベクターのスクリーニングと最適化サービスを、急成長している遺伝子/細胞治療業界に提供する、新しいタイプのCROです。VectorBuilderが世界をリードする遺伝子デリバリー開発技術を、そしてLandauがMacaca fascicularis（カニクイザル）とMacaca mulatta（アカゲザル）のNHPモデル動物構築の専門技術を互いに提供します。このCROの受託サービスを利用することで、顧客は、毒性と免疫原性の低減を目指しながら、目的組織への特異的なターゲティングと、ベクターの特異的発現パターンの改良と最適化が可能になります。

「non-human primateは、解剖学、ゲノム機能、免疫および生理学の点でヒトと高い類似性をもっています。したがって、non-human primateは遺伝子治療ベクターのスクリーニングと最適化に理想的な動物モデルです」と、VectorBuilderのチーフサイエンティストのブルース　ラーン博士は述べています。「Landauと緊密に連携することで、このセンターを世界のトップCROの一つにし、遺伝子治療研究者が最も必要としているベクタースクリーニングおよび最適化サービスを顧客に提供できると確信しています。」

「VectorBuilderは遺伝子デリバリー開発技術業界では世界的なパイオニアです。私たちは彼らと提携できることを非常に嬉しく思います。このセンターのキックオフは遺伝子治療の歴史の大きなマイルストーンとなるでしょう。このセンターが世界中の主要なバイオ医薬品企業と手を組み、次世代の遺伝子治療薬を開発することに期待しています。」とLandauの社長、レイ・ファン氏が述べています。 

VectorBuilder Inc.について

 VectorBuilderは、ライフサイエンスと医学研究用の高度な遺伝子工学ソリューションを専門とした受託サービスを世界展開しています。遺伝子工学受託分野では、ここ数年で急成長しているバイオテクノロジーカンパニーの1つです。VectorBuilderは、ベクターデザインと最適化、ベクター構築、ウイルスベクターのパッケージング、ライブラリー構築、安定細胞株の樹立などのライフサイエンス研究支援型受託サービスのみならず、臨床用研究用の核酸、タンパク質、ウイルスのGMPグレードの受託製造など、さまざまな遺伝子デリバリー関連の受託サービスを提供しています。VectorBuilderがライフサイエンス業界にもたらした革新は、カスタムベクターのデザインから注文まで、全てオンラインで完了できる一元化プラットフォームの構築と、そのプラットフォームを使ったバイオテクノロジービジネスです。

次のリンクからアクセスできます： www.vectorbuilder.com

VectorBuilderのオンラインプラットフォームは、多彩な機能をグラフィカルインターフェイスを介して大変使いやすく構築されています。そのため、世界中の研究者に重宝され、国内外で数々の受賞歴があります。この革命的オンラインプラットフォームを活用し、VectorBuilderは、ラボベンチからベッドサイドまで、すべての遺伝子デリバリーのニーズをカバーする包括的なポートフォリオでユーザーに受託サービスを提供しています。

Landau Biotechnology Co.について

Landau Biotechnologyは、生物医学研究用のNHPを大規模繁殖させる中国で最も長い経歴を持つ組織の一つです。また、さまざまなヒト疾病NHPモデルや臨床応用NHPモデルの開発で世界的なリーダーの地位にあります。過去40年間、Landau Biotechnologyは、NHPモデル動物を使った、薬力学研究、薬物代謝研究、早期薬物スクリーニング、外科手術、エソロジー、放射線学、眼科実験など、に幅広いカスタムサービスを提供し、世界中の多数の研究機関やバイオ医薬品企業の創薬開発を支援してきました。