EGFP LNP-mRNA
VectorBuilder の EGFP LNP-mRNA は、塩基配列が最適化されており、その品質と機能が確認済みなので、in vivoおよびin vitroで、コントロールとして使用できます。EGFP IVT mRNAは、修飾ヌクレオチドの有無が選択できます。
注文情報
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輸送と保管
LNP-mRNA製品はTris緩衝液(pH7.4)で保存され、ドライアイス出荷されます。-80℃で最大6ヶ月間保存可能ですが、凍結融解の繰り返しは避けて下さい。
検証実験
図1. LNPによる高いmRNAデリバリー効率
EGFP mRNAをLNPカプセル化して細胞導入した場合、市販のトランスフェクション試薬で細胞導入した場合に比べ、より高いEGFP発現が確認された。1ugのEGFP mRNAを細胞にトランスフェクションし、その24時間後に(A)Jurkat細胞および293T細胞におけるEGFP発現のフローサイトメトリー分析、および(B)293T細胞における蛍光イメージングを行った。EGFP mRNAのヌクレオチドはいずれも未修飾のものを使用した。 MFI(median fluorescence intensity)は蛍光強度の中央値を示す。
図2. EGFP LNP-mRNAの品質検査(QC)結果例
(A)粒子径を、粒子の運動によるゆらぎ光の強度差を測定する動的光散乱(DLS)により決定した。多分散性指数(PDI)は、粒子サイズに関するサンプルの不均一性を反映する。(B)ゼータ電位は、LNPの安定性を反映する。ゼータ電位は-1.872mVから+1.872mVの間であった。