ベクタービルダー・ジャパンが神戸医療産業都市に国内第二事務所を開設

ベクタービルダー・ジャパン株式会社は、本日神戸医療産業都市キメックセンタービル内に国内２か所目のオフィスを開設します。

神戸：ベクタービルダー・ジャパン株式会社は、本日神戸医療産業都市キメックセンタービル内に国内２か所目のオフィスを開設します。当社日本法人代表取締役の亦勝実穂は、「当社西日本オフィスの開設は、ユーザーへの利便性を考えて数年前から検討していました。当社グローバル本部がCDMO/CROへのダイナミックな事業投資を行っていることを鑑みて、神戸医療産業都市内に開設することを決定しました。当社の中国製造拠点には東京ドーム１杯分に相当する最新のcGMP製造施設があります。そこで受託製造したGMPグレードウイルス、プラスミドDNA，RNAを関空から輸入し、最短日数で関西圏のユーザーに届けることが可能になります。また神戸には弊社のチームメンバー５人が着任していますので、Face-to-faceのミーティングが頻繁にできるようになります。様々な面で西日本ユーザーへの利便性が向上されます。」と述ました。

当社中国広州市の製造拠点はGMP製造施設としては３建屋が現在稼働し、北米、欧州や中国からのGMP製造を担っています。当社はすでに戦略的事業提携をPall Corporation, Univercells Technologiesなどと締結し、試料の優先的な入手や製造プラットフォームの最適化を図っています。また、LandauBioとの事業提携において、霊長類遺伝子治療R＆Dセンターを設立し、様々な面から当社のユーザーが高品質なGMP受託製造サービスを享受できるよう配慮しています。

ビジョンケアグループ 代表取締役社長　髙橋 政代様は「神戸オフィスの開所、誠におめでとうございます。私達は前身の理化学研究所研究室時の探索研究においてin vivoアプリケーション用のAAVが必要となり、設立したばかりの貴社をご紹介いただきました。当時より高品質のAAVベクターや、Ready-to-useのAAVベクターを迅速にご提供いただき、実験データの解析サイクルを維持し研究を推進することができました。今後益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」

そして株式会社ファイセル、神戸ラボ所長の古田　政晶様は「神戸医療産業都市に貴社西日本オフィスを開所されたとのこと、おめでとうございます。当社、株式会社ファイセルは、検体・細胞の保管管理や輸送などの事業を介して、医薬品・再生医療等製品・食品等の研究開発の支援を行っております。これからはポートアイランドの同じビル内という高い利便性も活かし、ベクタービルダー・ジャパンGMPユーザー様のマスターセルバンクの保管管理をして参ります。今後も相互の強みを活かし、遺伝子医薬品等の開発を担われているユーザー様の利便性を共に図り、神戸から日本の遺伝子医薬品開発に尽力いたしましょう。」とのお言葉をいただいています。

当社が提供する受託サービスを利用することで、プロジェクトが最初から正確にかつ効率的に実施される安心感をユーザーに提供し、プロジェクトが順調に進むようサポートいたします。

ベクタービルダーについて

ベクタービルダー は、遺伝子デリバリー技術の世界的リーダーです。VectorBuilderは、世界中の何千ものラボやバイオテクノロジー/製薬会社の信頼できるパートナーとして、基礎研究から臨床応用まで遺伝子送達ソリューションの設計、開発、最適化のためのワンストップサービスプロバイダーです。技術賞の受賞歴をも持つベクターデザインスタジオは、研究者がカスタムベクターをオンライン上で簡単に設計および注文できる革新的なイノベーションであり、ラボでのクローニングとパッケージングのルーチン作業から研究者を解放します。当社グローバルは、ハイスループットベクター製造能力、膨大なベクターおよびコンポーネントのストック、高度なAAVキャプシドエンジニアリング技術なども含めた1対1サービスのCROソリューション、および最先端のGMP製造施設を備えています。CGT製品は、FDAを含む規制当局からIND承認を取得しています。最先端の研究開発とCDMO製造能力を備えたVectorBuilderチームは、ライフサイエンス研究と遺伝子医療のための最も効果的な遺伝子送達ツールとソリューションの提供に取り組んでいます。