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ORF検索ツール

弊社のORF検索ツールは、遺伝子の同定、アノテーション、系統解析など、幅広い研究用途に対応したオープンリーディングフレーム(ORF)の検索をサポートします。使い方は簡単で、遺伝子名、記号、アクセッション番号を入力するだけで、該当するORFを即座に検索できます。完全な配列の表示やコピーも可能で、そのまま解析やクローニングに活用できます。過剰発現実験や機能ゲノミクス研究など、さまざまな用途に対応し、必要なORFを素早く正確に見つけることができます。

本ツールは、NCBIデータベースからORFを取得し、最新のバージョンをダウンロードできるよう常に同期を行っています。
ORF検索 ORF検索のミニ講座

オープンリーディングフレーム (ORF)

遺伝暗号は一定の規則に沿って遺伝物質(DNA)にコード化された情報が特定のタンパク質に翻訳されます。細胞内で遺伝情報が伝達される過程では、DNAがメッセンジャーRNA(mRNA)に転写され、それがアミノ酸配列に翻訳されてタンパク質が合成されます(図1)。mRNAには、5'末端と3'末端に非翻訳領域(UTR)が含まれています。UTRはタンパク質へと翻訳されませんが、遺伝子発現の調節において重要な役割を果たします。

ORFは、開始コドン(ATG)で始まり、終止コドン(TAA、TAG、またはTGA)で終わるDNA配列であり、翻訳されて機能的なタンパク質になります。 相補的DNA (complementary DNA; cDNA)とは異なり、ORFにはUTRが含まれておらず、より直接的かつ効率的にタンパク質を発現させることができます。そのため、ORFは遺伝子の過剰発現やタンパク質機能の研究に広く用いられており、遺伝子治療、創薬、組換えタンパク質生産、機能ゲノミクス研究などの応用基盤となっています。

Protein_translation

図1. 転写反応と翻訳反応によるタンパク質の合成過程。

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